解任が発表されたヴェントゥーラ監督 [写真]=Getty Images
イタリアサッカー連盟(FIGC)は、15日に解任した同国代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督に契約解除金として、約1億円を支払うことが分かった。イタリアメディア『メディアセット』が15日に報じている。
イタリア代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア欧州予選プレーオフ・セカンドレグで、スウェーデン代表を相手にスコアレスドロー。2試合合計0-1で敗れ、予選敗退が決まった。W杯本大会出場権を逃すのは、1958年以来60年ぶりのこととなった。
ヴェントゥーラ監督は予選敗退決定後、一度は辞任を表明。しかし、同連盟に去就を委ねたいとの意向を示し、自らの辞任を否定していた。15日には同連盟の総会が開かれ、ヴェントゥーラ監督の解任が決定。来年6月30日までの契約を結んでいたため、協会は契約解除の違約金として、86万6000ユーロ(約1億1500万円)を分割払いで支払うことになる。
ヴェントゥーラ氏は1948年生まれの69歳。イタリア国内で数々のクラブを渡り歩き、2011-12シーズンからはトリノを率いてセリエA昇格へ導いた。昨年7月にイタリア代表指揮官に就任したが、W杯出場を逃し、解任が決まった。