ローマ移籍直前と見られるシック [写真]=Getty Images
今夏の移籍市場で動向が注目されていたサンプドリアのチェコ代表FWパトリック・シックが、ローマへの移籍で合意に達したようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が28日に報じている。
シックは同日、ジェノアの空港を出発。「移籍を嬉しく思う。ローマは自分にとって最適なクラブだ」とコメントしていた。その後、ローマのフィウミチーノ空港に到着し、多くのローマ・サポーターから歓迎を受けたという。29日にはメディカルチェックが行われ、背番号はサンプドリア時代と同じ「14」となる模様だ。
また、『ラ・レプッブリカ』紙によると、移籍金は総額4000万ユーロ(約52億円)に上り、買い取りオプション付きのレンタル移籍となると見られている。
現在21歳のシックは、昨シーズンの公式戦で35試合に出場し、13得点5アシストを記録。今夏の移籍市場で注目を集め、7月にユヴェントス移籍に迫ったものの、メディカルチェックの際に心臓に疾患が見つかり、交渉は破談になっていた。
その後はインテルへの移籍も囁かれ、先日新たにナポリからの関心も噂されたが、最終的に新天地はローマに決定したようだ。残すはクラブからの正式発表を待つのみとなっている。