2017.07.25

カッサーノ、2度目の引退宣言…ヴェローナ会長は「精神的に不安定」と指摘

アントニオ・カッサーノ
再び引退を宣言し注目されるカッサーノ [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 ヴェローナに加入した元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、またも引退に関する騒動を巻き起こしているようだ。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 35歳のカッサーノは、2015年夏からサンプドリアでプレー。しかし2015-16シーズン終盤にクラブ幹部と衝突して構想外の扱いとなり、今年1月に双方合意のうえで契約解除となった。

 半年間は所属クラブのない状態で、現役引退の可能性も取り沙汰されていたが、今月10日、セリエA復帰を果たしたヴェローナに加入することが発表されていた。

 加入からわずか8日後、カッサーノは「家族の事情」を理由に現役引退の意思を固めたと、イタリア紙が報道。しかしその決断からわずか4時間後に、引退宣言を撤回したのだ。結局カッサーノは「家族と離れてトレーニングを行ううちに寂しさを感じた。あの決断はおかしかった」と、一時的なホームシックから引退を決断してしまったことを謝罪し、改めて新シーズンでの活躍を誓った。

 一件落着かと思いきや、これでは終わらなかった。カッサーノは再びプレーする熱意を失ってしまったようで、クラブ側に退団の意思を伝えたようだ。イタリアの通信社『ANSA』によれば、ヴェローナのマウリツィオ・セッティ会長は「カッサーノはフィジカル的にも技術的にも、とても良い状態にある。でも頭が普通じゃないんだ」とコメント。

「彼はヴェローナを去る。気分の浮き沈みが激しいし、喋ったと思えば黙り込んだり、精神的に不安定なんだ。プロフェッショナルとしてはまだまだやれるから、残念に思う」と明かし、退団することを認めた。

 カッサーノ自身も、妻のカロリーナ・マルチアリスさんのツイッターにメッセージを投稿。カロリーナさんは当初、「ヴェローナでのプレーは続けないだけで、引退はしない」と投稿していたが、24日、カッサーノがこの発言を否定する声明文を発表した。

「妻のSNSで書かれていたこととは反対のことを伝えたい。よく考えた結果、アントニオ・カッサーノはもうこれ以上フットボールを続けないことを決めた。ヴェローナの街の皆さん、サポーター、そして会長に謝罪したい」。

「35歳の一人の男として、今最優先したいのは子どもと妻に寄り添うことだ」。

 カッサーノの引退宣言にショックを受ける声も挙がっている一方で、また近いうちにこの“引退宣言”が撤回されるのではないかという見方もあるようで、今後の去就に注目が集まっている。

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