シュトゥットガルト移籍が決まったFWドニス [写真]=TF-Images/Getty Images
日本代表FW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトは7月1日、ユヴェントスからニースへレンタル移籍で加入していたギリシャ代表FWアナスタシオス・ドニスを獲得したと発表した。完全移籍での加入で、契約期間は2021年6月30日まで。背番号は「14」に決まった。
ドニスは1996年生まれの20歳。2013年にユヴェントスの下部組織に加入し、2015-16シーズンはスイスのルガーノ、2016-17シーズンはフランスのニースへレンタル移籍で加入した。ニースではリーグ・アンで18試合に出場して5ゴールを記録。先月9日にはボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表との2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第6節に出場し、ギリシャ代表デビューを果たしている。
加入にあたり、ドニスは「とても幸せで、自分にとって重要な日になったよ。ここに来ることができて本当に嬉しいし、チームを助けるために全てを捧げたい。素晴らしいブンデスリーガのシーズンを過ごしたいと思っているんだ」と、喜びと抱負を語っている。
シュトゥットガルトのスポーツディレクター(SD)を務めるジャン・シンデルマイザー氏はドニスについて「彼はユヴェントスで良い育成をされ、攻撃的なポジションで多彩なプレーができる。ウイングとしてサイドでプレーすることも、ストライカーとして中央でプレーすることも可能だ。彼のプレースタイルとメンタリティーは我々のチームに非常によくフィットするだろう」と、期待を寄せている。
ギリシャ期待の有望株は、浅野のライバルになるかもしれない。ポジション争いが激しさを増すことになりそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト