ユーヴェ移籍が有力視されているドウグラス・コスタ [写真]=Getty Images for FC Bayern
バイエルンに所属するブラジル代表MFドウグラス・コスタが、ユヴェントスへの移籍で個人合意に達したようだ。イタリアメディア『スカイ』の報道を引用し、イギリスメディア『スカイスポーツ』が13日に報じている。
報道によると、ユヴェントスの幹部がD・コスタの代理人と13日に会談の場を持ったという。トリノで行われた会談で、年俸600万ユーロ(約7億4000万円)での移籍が個人合意に達した模様だ。
今後はユヴェントスとバイエルンのクラブ間交渉へ移る見通し。交渉は来週にも開始されると伝えられている。なお、バイエルンが移籍金5000万ユーロ(約61億7000万円)を要求しているのに対し、ユヴェントスは最高で4500万ユーロ(約55億5000万円)の支払いを考えているという。条件面の歩み寄りが今後の焦点となりそうだ。
11日付のイギリス紙『デイリーメール』によれば、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督はD・コスタを来シーズンの構想から外しており、移籍を容認する意向とのこと。今月上旬にはトッテナムからの関心も報じられていたが、ユヴェントス移籍が有力視されている。
D・コスタは1990年生まれの26歳。2015年夏にシャフタールからバイエルンへ移籍した。加入2年目の今シーズンはブンデスリーガで全34試合中23試合に出場して4ゴールを記録したが、先発出場は14試合にとどまっていた。