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ミラン、早くも今夏3人目の補強…スイス代表DFロドリゲスが加入へ

2017.06.07

ミラン加入目前と見られるロドリゲス [写真]=Getty Images

 ヴォルフスブルクのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスが、ミラン移籍に迫っていることが明らかになった。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じている。

 現在24歳のロドリゲスは、2012年1月にヴォルフスブルクに加入。今シーズンは公式戦27試合に出場し、2得点を決めている。今回、5年間を過ごしたドイツを離れ、イタリアへと渡る決断を下したようだ。ミラノでメディカルチェックをすませ、現地時間7日にも正式に移籍が発表される見通しだという。

 これまでにも同選手には他クラブからの関心が寄せられており、3年前にはマンチェスター・Uが獲得へと動いたが、当時ヴォルフスブルクのマネージャーを務めていたアロフス氏が拒否。しかし今回は移籍金およそ1800万ユーロ(約22億円)で、ミランと合意に達したと見られている。

 スペイン人の父とチリ人の母を持ち、スイスで育ったロドリゲス。左サイドバックを主戦場とするが、シーズン終盤はしばしばセンターバックとしてもプレーしており、すでにヴォルフスブルクは、ヘルタ・ベルリンから左利きの米国代表CBアンソニー・ブルックスの獲得に成功している。

 2012年に当時19歳でチューリヒから加入したロドリゲスは、まもなくして主力の座を確保すると、これまでブンデスリーガで149試合に出場。セットプレーでキッカーを務め、15得点25アシストを記録している。

 ミランは中国投資家グループへの売却を受けて、今夏はすでに精力的に補強に動いており、ビジャレアルからアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、アタランタからコートジボワール代表MFフランク・ケシエを獲得している。

By kicker日本語版

ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

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