ミラン加入目前と見られるロドリゲス [写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスが、ミラン移籍に迫っていることが明らかになった。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じている。
現在24歳のロドリゲスは、2012年1月にヴォルフスブルクに加入。今シーズンは公式戦27試合に出場し、2得点を決めている。今回、5年間を過ごしたドイツを離れ、イタリアへと渡る決断を下したようだ。ミラノでメディカルチェックをすませ、現地時間7日にも正式に移籍が発表される見通しだという。
これまでにも同選手には他クラブからの関心が寄せられており、3年前にはマンチェスター・Uが獲得へと動いたが、当時ヴォルフスブルクのマネージャーを務めていたアロフス氏が拒否。しかし今回は移籍金およそ1800万ユーロ(約22億円)で、ミランと合意に達したと見られている。
スペイン人の父とチリ人の母を持ち、スイスで育ったロドリゲス。左サイドバックを主戦場とするが、シーズン終盤はしばしばセンターバックとしてもプレーしており、すでにヴォルフスブルクは、ヘルタ・ベルリンから左利きの米国代表CBアンソニー・ブルックスの獲得に成功している。
2012年に当時19歳でチューリヒから加入したロドリゲスは、まもなくして主力の座を確保すると、これまでブンデスリーガで149試合に出場。セットプレーでキッカーを務め、15得点25アシストを記録している。
ミランは中国投資家グループへの売却を受けて、今夏はすでに精力的に補強に動いており、ビジャレアルからアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ、アタランタからコートジボワール代表MFフランク・ケシエを獲得している。
By kicker日本語版