ミラン時代に思いを馳せるガットゥーゾ氏 [写真]=Getty Images
現在ピサの指揮官を務めるジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ氏が、中国資本への売却が正式決定した古巣のミランに思いを寄せた。
ガットゥーゾ氏はイタリアメディア『Sky』のインタビューに対し、「ミランを素晴らしいクラブにした人物が去る。大きな損失だが、新しいオーナーがミランを再び偉大なクラブにしてくれることを望んでいる。(シルヴィオ・)ベルルスコーニ名誉会長は、破産の危機にあったクラブを買収し、そして世界で最も偉大なクラブの一つにまで押し上げた。称賛の言葉しかない」とベルルスコーニ名誉会長の退任に落胆の言葉を示した。
「長きに渡る夢だった。ミランでは、素晴らしい選手たちと共にプレーした。特別な思い出だ。小さい頃からミランを応援してきたからね。人生の学び舎であり、完璧に機能するマシンでもあった。偉大なスーパースターが所属していたよ」と現役時代を回想すると、ミラン復帰の可能性については「ミランの歴史を築き上げた私よりも重要な選手たちがいる。私は別の道を歩むが、ミランのことは心の中に残り続け、もしミランから誘いがあれば、拒否することは誰にもできない」と謙遜している。
By サッカーキング編集部
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