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ムンタリのイタリア復帰が決定的に…“キプロスのメッシ”とともにペスカーラ加入へ

2017.01.19

すでにペスカーラの練習に参加しているムンタリ(左)とカスタノス(右) [写真]=Getty Images

 セリエAで最下位に低迷するペスカーラが、元ガーナ代表MFサリー・ムンタリとキプロス代表MFグリゴリス・カスタノスを獲得することが決定的となった。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が18日に報じた。

 無所属となっていたムンタリはすでにペスカーラのトレーニングに参加。正式発表を残すのみとなっている。また、ユヴェントスからのレンタル移籍となるカスタノスも、同じくトレーニングに参加している。ペスカーラは後半戦に向けて積極補強に出ており、1月の移籍市場で元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノ(エンポリから加入)、DFグリエルモ・ステンダルド(アタランタから加入)、DFチェーザレ・ボヴォ(トリノから加入)、U-20アルゼンチン代表MFアドリアン・クバス(ボカ・ジュニオルスからレンタル)、U-21イタリア代表FWアルベルト・チェッリ(前SPAL、ユヴェントスからレンタル)を獲得している。

 現在32歳のムンタリは、ウディネーゼの下部組織出身。ポーツマスを経て、2008年にはインテルに加入し、2011年にはサンダーランドにレンタル移籍した。インテルへの復帰後、2012年にはミランに移籍し、2015年からサウジアアラビアのアル・イテハドでプレーしていたが、2016年7月からは無所属になっていた。

 現在18歳のカスタノスは、16歳の時にエノシス・ネオン・パラリムニ(キプロス)の下部組織からユヴェントスに引き抜かれ、2014年から同クラブのプリマヴェーラ(U-19)でプレー。昨夏にはマンチェスター・Uが獲得に乗り出していると報じられた逸材で、左利きという共通点やテクニックに秀でていることから、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシになぞらえて“キプロスのメッシ”の愛称で知られる。また、2015年3月のベルギー戦でキプロス代表としてもデビューを飾り、2018 FIFA ワールドカップ・ロシアヨーロッパ予選でも主力としてプレーしている。

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