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“皇帝”アドリアーノが古巣インテルへ帰還…本拠地凱旋は「夢のよう」

2016.12.22

古巣インテルの試合を観戦したアドリアーノ [写真]=Getty Images

 かつてインテルに在籍した元ブラジル代表FWアドリアーノが、21日にジュゼッペ・メアッツァで行われたセリエA第18節、インテルとラツィオの一戦を観戦した。

 クラブから記念品を受け取った”皇帝”アドリアーノが、この試合のキックオフ直後にクラブ公式メディア『インテルチャンネル』のインタビューに応えている。

「この場にいられることは夢のようだ。長い時間、来ることができなかったからね。とても興奮しているよ。自分の我が家のような所に来ることができてとても嬉しい」とジュゼッペ・メアッツァへの帰還に笑みをこぼした。

 さらにアドリアーノは、「全てのインテリスタ(インテルサポーター)の心の中に自分がいることは分かっている。ここへ戻り、自分がずっと愛したチームの試合を見ることができてとても嬉しく思うよ。メアッツァの地に足を踏み入れた瞬間、自分が本当の選手だった頃の記憶が頭の中によみがえった。まだ信じられない」とコメント。インテルのプレーヤーとして活躍した当時を懐かしんだ。

 現在34歳のアドリアーノは、2001年にインテルへ加入。フィオレンティーナへのレンタル移籍、パルマへの完全移籍を経て、2004年夏に再び同クラブへ加わった。問題行動がたびたび報じられる一方、強烈な左足を武器に活躍したアドリアーノ。一時母国へのレンタル移籍をしたものの、結局インテルには2009年まで在籍し、同クラブの一員としてセリエA通算48ゴールをマークしている。

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