ユヴェントスが逆転でトリノ・ダービーを制した [写真]=Getty Images
セリエA第16節が11日に行われ、トリノとユヴェントスが対戦した。
7位トリノが首位ユヴェントスをホームに迎えての“トリノ・ダービー”。トリノは好調のイタリア代表FWアンドレア・べロッティらが先発に名を連ね、ユヴェントスはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインやクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチらが起用された。
先制したのはホームのトリノだった。16分、右サイドを崩してゴールライン際に抜け出したダニエレ・バゼッリが折り返すと、ゴール前に走り込んだべロッティが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
だが、ユヴェントスもすぐさま反撃に出る。28分、高い位置でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けると、ペナルティエリア内に抜け出したイグアインがGKとの一対一を制してゴール左にシュートを流し込んだ。
後半に入り、攻撃が停滞していたユヴェントスは71分にマンジュキッチを下げてパウロ・ディバラ、81分にはクアドラードに代えてミラレム・ピアニッチを投入して逆転を目指す。
すると82分、キエッリーニからのロングボールをエリア内で受けたイグアインが、DFを背負いながらうまく反転し、右足でボレー。強烈なシュートがゴール左に突き刺さり、ユヴェントスが試合をひっくり返した。
さらに後半アディショナルタイム2分、右サイドでボールを持ったディバラがDF3人を抜き去り、ゴール前にスルーパスを通す。抜け出したイグアインのシュートはGKジョー・ハートに防がれたが、こぼれ球に反応したディバラが冷静に中央へラストパス。フリーのピアニッチが放ったシュートは再びハートの好守に阻まれたが、弾かれたボールをピアニッチが自ら押し込んで、ダメ押しゴールが決まった。
試合はこのまま3-1でタイムアップ。ユヴェントスがアウェーでのダービーを逆転で制し、勝ち点3を獲得した。
次節、トリノは18日に敵地でナポリと、ユヴェントスは17日にホームでローマと対戦する。
【得点者】
1-0 16分 アンドレア・べロッティ(トリノ)
1-1 28分 ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
1-2 82分 ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
1-3 90+2分 ミラレム・ピアニッチ(ユヴェントス)
By サッカーキング編集部
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