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イタリア代表監督、ドローも満足…“世界王者”ドイツに「何もさせなかった」

2016.11.16

イタリア代表を率いるヴェントゥーラ監督(写真はスペイン代表戦) [写真]=Getty Images

 イタリア代表は15日、ミラノのジュゼッペ・メアッツァでドイツ代表との国際親善試合を行い、0-0のスコアレスドローに終わった。試合後、イタリア代表を率いるジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が、イタリアメディア『Rai』のインタビューに応えている。

「結果はこのようになったが、受け入れなければならない。我々は良い試合をし、相手にはほとんど決定機を許さなかった。我々が今、話しているのは、現世界王者のチームのことだ。その相手に何もさせなかった。シュートがポストを叩いた以外にも、数的優位になった場面が4、5回あった。もっと上手くこのチャンスを活かすことができたはずだけどね」と試合を振り返ったヴェントゥーラ監督。無得点に終わったことを悔やみつつ、試合内容に一定の満足を示した。

 さらに同指揮官は、「試合へのアプローチはポジティブなものだ。イスラエル戦では3-5-2、リヒテンシュタイン戦では4-2-4、そして今日の試合は3-4-3のシステムで戦った。選手を褒め称えたい」と続け、多くのフォーメーションに選手が対応したことを称賛した。

 また、来年9月2日に開催される2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選、グループGのスペイン代表戦に向けては、「この質問に答えることを恐れている。スペイン戦はまだ先。まずは(3月に)アルバニア代表との重要な試合がある」と言明。ライバルとの決戦よりも、目の前の試合に集中する姿勢を示した。

 ユーロ2016終了後にイタリア代表の指揮官へ就いたヴェントゥーラ監督。これまでの戦いぶりについては、「ずっと満足している。(2失点を献上した)マケドニアとの15分間を消し去りたいだけで、フランス代表との初戦からずっと満足しているよ。スペイン代表との前半の戦いは全員に対しての教訓となった。私が満足するよりもむしろ、選手たちが満足しなければならないだろう。道のりをスタートさせたのだからね」と総括し、唯一の敗北となっているフランス代表戦を含めて手応えを感じていることを強調した。

スポナビライブ

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