トリノへの移籍が決まったファルケ(左)とリャイッチ(右) [写真]=Getty Images,Inter via Getty Images
トリノは18日、ローマからスペイン人MFイアゴ・ファルケとセルビア代表MFアデム・リャイッチを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。
ファルケは完全移籍のオプションが付いたレンタル移籍での加入となり、リャイッチは移籍金850万ユーロ(約10億円)での完全移籍となっている。
現在26歳のファルケは、ユース時代にユヴェントスに在籍したものの、トップチームでのプレー経験はなく、レンタル先のビジャレアルBでプロデビューを果たした。その後、トッテナム、ジェノアを経て昨年夏にローマへ移籍したが、レギュラーポジションの確保までには至らなかった。
一方、現在24歳のリャイッチは2010年1月にパルチザンからフィオレンティーナに入団。2013年夏にローマへ移籍し、昨シーズンは日本代表DF長友佑都が所属するインテルにレンタル移籍していた。インテルとの契約には完全移籍のオプションも付いていたが、クラブ首脳陣を納得させるだけのプレーを見せることはできなかった。一時はセルタへの移籍が確実視されたことで、トリノとの交渉は破談となりかけたが、同胞のシニシャ・ミハイロヴィッチ監督の強い要望により、移籍が実現することとなった。
By サッカーキング編集部
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