ミランで4シーズン目を迎える日本代表FW本田圭佑 [写真]=Getty Images
ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督は7日、クラブオフィス『CASAMILAN(カーザ・ミラン)』で行われた就任会見に臨み、日本代表FW本田圭佑について「強いプレーヤーという印象で、チームにとって重要だ」と語った。
モンテッラ新監督は今夏、サンプドリアの指揮官を退任し、ミランと2018年6月30日までの2年契約を締結した。
新シーズンのスタートとして、アドリアーノ・ガッリアーニ副会長とともに会見を行ったモンテッラ新監督は、本田について「性格がはっきりしている。陽気な時、悲しそうな時がわかる。彼のことをもっとよく知りたいと強く思っているよ。そして日々、彼に息を吹き込んでいきたい。強いプレーヤーという印象があり、チームにとって重要だ。他の選手と同じように、数日中に彼を理解できるだろう」と期待を寄せた。
さらに、2016-17シーズンの目標について「ヨーロッパ(のカップ戦)に戻るのことが最優先」という同監督は、フォーメーションについて「アイデアはあるが、トータル的に言えるようなものではない。DFは4人というのはある」と明言。さらに記者の質問から中盤が3人であることをモンテッラ監督が認めると、ガッリアーニ副会長は「もうこれで、みなさんを満足させたでしょう(笑)」とフォーメーションについての質問を遮った。
ミランは今夏、2015-16シーズンのセリエBで得点王(27ゴール)に輝いたのペスカーラのイタリア人FWジャンルカ・ラパドゥーラを獲得。その一方でコロンビア代表FWカルロス・バッカの移籍なども噂されている。「攻撃の選手は足りている」と断言した同監督は、「ルイス・アドリアーノは攻撃面でのゲームメイクができ、バッカは最後の詰めを担当できる、(エムバイェ・)ニアンはどの攻撃のポジションでもやれる。ラパドゥーラはその力をセリエBで発揮し、クオリティーと得点力の高さを証明した。ベースはできている」と新シーズンに向けたチーム作りに自信を伺わせた。
By サッカーキング編集部
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