今季はセリエAで18ゴールを挙げたミランのバッカ(中央) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードが、日本代表FW本田圭佑のミランに所属するコロンビア代表FWカルロス・バッカの獲得を画策している。スペインのサッカー専門誌『Don Balon』電子版が23日に報じた。
同誌によると、レアル・マドリードがバッカの獲得に向けて動き始め、同選手の代理人とすでに接触。補強リストに名を連ねており、数日中にもオファーが提示される見通しと報じられている。
レアル・マドリードの攻撃陣にはウェールズ代表MFギャレス・ベイルとフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドによる“BBC”が定位置に君臨しているが、報道によると同クラブは“第4のFW”としてバッカを獲得する意向を持っているようだ。
バッカは1986年生まれの29歳。昨シーズンはセビージャでリーガ・エスパニョーラ37試合出場20ゴールを記録し、昨年夏にミランへ移籍した。今シーズンはセリエAで全38試合に出場して18ゴール。今夏の移籍市場でレアル・マドリード加入が決まった場合、2年ぶりのリーガ・エスパニョーラ復帰となる。
なお、バッカについては5月30日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、ウェストハムからのオファーを報道。移籍金2000万ユーロ(約25億円)を提示されたものの、ミランが断りを入れたと伝えられている。