ローマからの関心を報じられたレアルDFナチョ [写真]=Real Madrid via Getty Images
ローマが、レアル・マドリードに所属するスペイン人DFナチョ・フェルナンデスを今夏の移籍市場における補強ターゲットとして考えているようだ。スペイン紙『アス』が9日に報じている。
ローマは5月30日、シュトゥットガルトからレンタル移籍で加入していたドイツ代表DFアントニオ・リュディガーについて、完全移籍へ移行するオプションを行使した。しかし同選手はユーロ2016に臨むドイツ代表のトレーニングキャンプで負傷。右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガで、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば全治まで6カ月を要するという。
完全移籍での獲得後にリュディガーをチェルシーへ放出する可能性を報じられていたとはいえ、今シーズンのセリエAで30試合出場2ゴールを記録した同選手を長期に渡って欠くことは大きな痛手となる。ローマは代替戦力確保のため、レアル・マドリードに所属するナチョの獲得を目指していると報じられている。
ローマは今年1月にもナチョへの関心を報じられている。1月19日付のスペイン紙『アス』によれば、ローマは同選手の獲得へ向けて移籍金800万ユーロ(約10億3000万円)を用意していたという。
ナチョは1990年生まれの26歳。今シーズンはリーガ・エスパニョーラで16試合出場にとどまった。