今季のセリエAで7ゴールを挙げたベラルディ [写真]=Getty Images
ユヴェントスが、サッスオーロに所属するU-21イタリア代表FWドメニコ・ベラルディを獲得する可能性が高まっている。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が25日に報じた。
レアル・マドリードが買い戻しオプションを行使することにより、スペイン代表FWアルバロ・モラタが退団することが決定的となっているユヴェントス。FWの代役を確保するべく、ベラルディの獲得を画策している模様だ。
サッスオーロは昨年1月に共同保有元のユヴェントスから1000万ユーロ(約12億円)の4年払いでベラルディを獲得。ただ、ユヴェントスは今夏に同選手を買い戻すことができるオプション契約を結んでいる。移籍金は2500万ユーロ(約30億7000万円)に設定されており、ユヴェントスはモラタ売却で得られる移籍金3000万ユーロ(約36億8000万円)を資金として、ベラルディの買い戻しに乗り出すものとみられる。
ベラルディは1994年生まれの21歳。今シーズンのセリエAでは29試合出場7ゴールを記録した。昨シーズンまでは2年連続で二桁ゴールを挙げるなど、着実に得点数を伸ばしてきた。なお同選手は“ミラン・キラー”として知られ、同クラブとの対戦で通算6試合に出場し、8ゴール2アシストを記録している。