アーセナルからの関心が報じられたモラタ [写真]=Getty Images
イングランド代表FWダニー・ウェルベックの重傷により、アーセナルのストライカー補強が加速するかもしれない。11日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が伝えている。
ウェルベックは8日に行われたプレミアリーグ第37節マンチェスター・C戦に先発出場したが、24分に負傷交代。検査の結果、右ひざの軟骨に損傷が見られ、手術が必要との診断を下された。復帰までには約9カ月を要する見通しだと発表されている。
同紙によると、ウェルベックを長期間欠くことになったアーセナルは、ストライカー獲得への動きを強めるようで、ユヴェントスに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタをトップターゲットに据えているという。しかし、同選手はレアル・マドリードが買戻し条項を有しており、かねてから復帰が噂されている。
そのため、アーセナルはレアル・マドリードがモラタを買い戻す場合に備え、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディにも関心を抱いている模様。モラタの動向次第では、イカルディがトップターゲットになる可能性もあると伝えられている。
残り1試合となったプレミアリーグで、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位に位置するアーセナル。15日に行われる最終節では、最下位アストン・ヴィラをホームに迎える。