セリエA昇格を決めたカリアリ(上)とセリエB降格が決まったフロジノーネ(下) [写真]=Getty Images
最終節を残すのみとなった今シーズンのセリエA。第35節終了時点で最下位ヴェローナの降格が決定していたが、8日に行われた第37節でサッスオーロに敗れたフロジノーネも19位でシーズンを終えることが確定し、昇格から1年でセリエBへ戻ることとなった。
これで残留争いは17位パレルモ(勝ち点36)と18位カルピ(同35)の2チームに絞られた。15日に行われる最終節では、パレルモはすでに降格が決まっているヴェローナをホームに迎え、カルピは残留が確定した16位ウディネーゼと敵地で対戦する。
一方、セリエBからの昇格を勝ち取った2チームもすでに決定。首位を走るクロトーネは4月29日に行われた第39節を引き分けで終えた時点で、3試合を残してクラブ史上初の昇格を決めた。そして、6日に行われた第40節でバーリに3-0と快勝した2位カリアリも2試合を残して昇格が決定。1年でセリエA復帰を果たしている。
残り1枠をかけて3位から6位のチームが出場する昇格プレーオフを巡る争いでは、ペスカーラの6位以内が確定。4位トラーパニから9位ヴィルトゥス・エンテッラまでの6チームと、1試合消化が少ない11位ブレシアにプレーオフ出場の可能性が残されている。