チームメイトとトリノ戦の勝利を祝うブッフォン(中央) [写真]=Getty Images
セリエA第30節でユヴェントスが4-1とトリノ・ダービーを制し、GKジャンルイジ・ブッフォンが連続無失点記録を973分として歴代第1位となった。2位は929分のセバスティアーノ・ロッシ(ミラン、1993-94)、3位がディノ・ゾフ(ユヴェントス、1972-73)だ。ユヴェントスは首位をキープし、バイエルンに敗れてチャンピオンズリーグから敗退したショックを払拭したようだ。
ブッフォンは次のように語っている。「ロッシの記録にはたどり着けないと感じていた。しかし前節のアタランタ戦の後、“やり遂げられる”と自分自身に言い聞かせた。メンタル的な強さを要したよ。うまくやれたし、自分自身も楽しめた。年齢的なことを考慮すると満足感もある」と、38歳となってからの大記録に満足感いっぱいだった。
この日、実は熱がありながらもプレーしていたというブッフォンは、イタリア代表招集のためフィレンツェ郊外のコヴェルチャーノに向かう最中に山のような祝福メッセージを受け取ったという。そんなブッフォンは、感謝の気持ちを自身のSNSでユーヴェ関係者に送った。
守備面でアッズーリ(イタリア代表の愛称)のチームメイトとしても長くプレーするDFアンドレア・バルザーリには「すぐに栄冠を与えるべき選手」、MFクラウディオ・マルキージオへは「ビアンコネーロ(白と黒)のカラーを本当に知る唯一のプレーヤー」、若いMFポール・ポグバには「サッカーを想像力で創り上げた」と賛辞を送った。またFWパウロ・ディバラへは「テュラム、ジダン、ピルロの後の21番を背負うには理由がある」とその実力を評価。控えGKのネトには「君がいてくれるから、僕は安心してピッチでプレーできる」と感謝した。
これらのチームメイトへの言葉について「個人として何か記録を残せるとは思っていなかった。(達成できたのは)自分がユーヴェというチームにいるからだ。ユーヴェが僕に個人としての記録を運んでくれたんだ」と語った。あとは今シーズン、ユヴェントスのスクデット5連覇に向けて全力を尽くす。
文=赤星敬子