先制点を挙げたイグアイン [写真]=Getty Images
セリエA第23節が3日に行われ、ラツィオとナポリが対戦した。
リーグ戦22試合を終えて15勝5分け2敗、勝ち点50で首位を走るナポリ。現在、リーグ戦では6連勝中と順調に勝ち点を伸ばしている。最近2試合で9得点と攻撃陣が好調を維持する中、先発メンバーを4名変更。クロアチア代表DFイヴァン・ストゥリニッチ、イタリア代表DFクリスティアン・マッジョ、スペイン代表DFラウール・アルビオル、スペイン人MFダビド・ロペスが起用された。
一方のラツィオは9勝5分け8敗の勝ち点32で中位に沈んでいる。リーグ戦では最近7試合負けなしだが、内訳は3勝4分けと勝ち点を伸ばせていない。中2日で迎えるホームでの一戦で、ブラジル代表MFフェリペ・アンデルソンやイタリア代表MFアントニオ・カンドレーヴァ、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼらが先発メンバーに名を連ねた。
均衡を破ったのはアウェーのナポリだった。24分、ジョルジーニョのフィードに反応したホセ・カジェホンが左サイドの背後を取ると、中央へグラウンダーのクロス。ニアサイドに走り込んだゴンサロ・イグアインが合わせてゴールネットを揺らした。イグアインは今シーズン、23試合出場で23得点目を記録した。
先制に成功したナポリは、3分後に追加点を奪う。27分、ロレンツォ・インシーニェのフィードでカジェホンが最終ラインの背後へ抜け出し、飛び出してきた相手GKの頭上を越えるループシュートを決めた。
2-0で迎えた後半、ラツィオは反撃を目指して70分にステファノ・マウリを投入するなど打開を図ったが、最後までゴールが遠かった。ナポリは追加点こそ奪えなかったが、アウェーでラツィオを完封。2点差を維持したまま試合終了のホイッスルを聞いた。
ナポリがアウェーで2-0と快勝し、リーグ戦7連勝で首位をキープした。次節は7日、ホームにカルピを迎える。一方のラツィオは6日、アウェーでジェノアと対戦する。
【得点者】
0-1 24分 ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)
0-2 27分 ホセ・カジェホン(ナポリ)
By サッカーキング編集部
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