コッパ・イタリアを制したユヴェントス [写真]=Getty Images
コッパ・イタリア決勝が20日に行われ、ユヴェントスとラツィオが対戦した。
ユヴェントスは今シーズン、リーグ戦で4連覇を達成し、チャンピオンズリーグでも12年ぶりに決勝進出を果たすなど、大きな成功を収めてきた。しかし、コッパ・イタリアでは1994-95シーズン以降優勝が無く、20年ぶりとなる大会制覇を目論む。一方、シーズン中盤戦以降、躍進を遂げて決勝まで駒を進めたラツィオ。同大会では2012-13シーズン以来2年ぶりの優勝を狙う。
試合は開始早々に動く。4分、ラツィオが右サイドでFKを獲得すると、ダニーロ・カタルディのクロスをシュテファン・ラドゥが頭で合わせて先制に成功する。
しかし、すぐさまユヴェントスも反撃に出る。11分、右サイドでFKを獲得。キッカーのアンドレア・ピルロがクロスボールを供給すると、ファーサイドのパトリス・エヴラが頭で折り返し、中央のジョルジョ・キエッリーニがボレーシュート。これがゴール左上に決まりユヴェントスが同点に追いついた。
27分、ラツィオはカウンターから攻めこむ。フェリペ・アンデルソンが中央からドリブルで持ち上がると、最後はカタルディがシュートを放ったが、GKマルコ・ストラーリの正面だった。
続く32分、セットプレーの流れから浮き上がったボールをポール・ポグバがトラップミスすると、こぼれ球をマルコ・パローロがボレーシュート。しかし、ボールはわずかに枠の左に外れてしまう。このまま1-1で前半を折り返す。
後半立ち上がりの57分、ユヴェントスにチャンス到来。右サイドを突破したステファン・リヒトシュタイナーがクロスを上げると、ファーサイドのポグバがヘディングシュート。しかし、ここは枠の上に外れてしまった。
71分、ラツィオにアクシデントが発生する。先制点を挙げたラドゥが右足を痛めて負傷交代を強いられてしまう。一方のユヴェントスは78分にポグバを下げて、ロベルト・ペレイラを投入する。
すると87分、ユヴェントスに決定機。ピルロの浮き球のパスに抜けだした途中出場のアレッサンドロ・マトリがゴール左にシュートを決めたが、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。このまま90分が終了し、前後半15分ずつの延長戦に突入する。
延長前半の立ち上がり、ラツィオにビッグチャンスが訪れる。94分、キエッリーニが自陣でボールを奪われると、途中出場のフィリップ・ジョルジェヴィッチが左足でミドルシュート。これが右ポストに当たってそのまま左ポストを弾いたがゴールには入らなかった。
直後の97分、遂に試合が動く。ユヴェントスはピルロが前線にロングボールを送ると、マトリが落としてテベスがシュート。一度はDFのブロックに遭うが、こぼれ球をマトリがゴール右下に蹴りこみ、遂に勝ち越しに成功する。
勝ち越し点を奪われたラツィオは、延長後半開始からステファン・デ・フライを下げて、ケイタ・バルデをピッチに送り込む。
このまま試合は終了し、ユヴェントスが延長戦の末に2-1でラツィオを下し、20年ぶり10度目のコッパ・イタリア優勝を成し遂げた。
なお、3冠を目指すユヴェントスは6月6日に行われるチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナと対戦する。
【得点者】
0-1 4分 シュテファン・ラドゥ(ラツィオ)
1-1 11分 ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)
2-1 97分 アレッサンドロ・マトリ(ユヴェントス)