
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは2日に行われたセリエA第10節でパレルモとホームで対戦し、0-2で敗れた。ミランを率いるフィリッポ・インザーギ監督の試合後のコメントをイタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
同試合、ミランは24分に、コロンビア代表DFクリスティアン・サパタのオウンゴールで先制点を献上。さらにその2分後にアルゼンチン人FWパウロ・ディバラに追加点を許し、0-2で敗戦した。
インザーギ監督は「我々は彼らがリードする前にチャンスを作ったが、それから彼らがチャンスを得て得点に結び付け、勝利に値する試合をした」と試合を振り返り、「こういった試合や敗戦を経て成長していく。時にこのような敗戦が良い結果に結びつけることもあるのだ。今日のパフォーマンスの責任は私にある。私がこの試合の一番の責任者だ」とコメント。敗戦は自身の責任だと強調した。
さらに同監督は「これからどうして敗れたのか試合を分析するが、すぐに切り替え、ジェノヴァでのサンプドリア戦に向けて対策を考えなければならない。ミランはこれまで多くのポジティブなものを見せたが、今日の試合は、酷く、最悪の結果に終わった。このような時も成長していく」と、次節に向けて気持ちを切り替えていくとコメントした。
最後に「恐らく我々は思い違いをしていた。サポーターに申し訳なく思っている。パレルモには、称賛の言葉を送りたい。我々は昨シーズン、8位の成績だった。しっかりと地に足をつけて戦っていく。我々がいたところよりも順位を下げてしまい残念でならない。袖をたくし上げ、ハードワークを続けていく」としパレルモを称賛した上で、次節から堅実に戦い、勝利を追求していくと語った。
ミランは次節、8日にサンプドリアと対戦する。