レギュラー確保を狙うFWデストロ [写真]=Getty Images
ローマに所属するイタリア代表FWマッティア・デストロが、ベンチスタートの多い現状に不満を感じている。その一方で、同選手は与えられたチャンスを確実にモノにしたいと前向きな姿勢を示した。イタリアメディア『スカイ』などが同選手のチェゼーナ戦後のコメントを伝えている。
デストロは、29日に行われたセリエA第9節のチェゼーナ戦(2-0で勝利)で2試合ぶりに先発出場すると、前半8分に先制ゴールを決め、チームの公式戦3試合ぶりの勝利に貢献した。
だが、23歳のデストロは、チームトップとなる4ゴールを挙げながらここまでのリーグ戦の先発が5試合と、確固たるレギュラーの座を掴めていない現状に少なからず不満を抱いているようだ。
「僕はピッチ上で自分を表現するだけだ。他のプレイヤーは、ピッチ外で自分の考えを語っているが、僕が表現するのはピッチ内でだけだ。チャンスがあれば、常にゴールを狙い続けるつもりだよ」
「(もっと出場機会が与えられるべきか?)それは監督の考え次第だよ。色々なことを考えているけど、今後の状況を見守るつもりだ」
「先発でプレーするかベンチスタートかは、監督が決めることだ。ただ、僕は先発を勝ち取るためにあらゆるチャンスをモノにしようと奮闘している」
また、デストロは公式戦3試合ぶりの勝利で首位のユヴェントスと勝ち点で並んだことを喜びつつも、スクデット獲得への道のりは長いと主張している。
「(チェゼーナ戦で)勝つことは重要だった。僕たちはそれをやり遂げた。ただ、優勝への道のりはまだまだ長い。僕たちとしては大きな目標を達成するため、自分たちが勝ち点を積み上げていくことだけに集中すべきだ」
ローマは、1日にセリエA第10節でナポリと対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)