W杯決勝トーナメント1回戦のベルギー戦に途中出場したアメリカ代表DFイェドリン [写真]=FIFA via Getty Images
ローマが、MLS(メジャーリーグサッカー)のシアトル・サウンダーズに所属するアメリカ代表DFデアンドレ・イェドリンを獲得したと、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が6日に報じた。
同紙は、ローマは、ジェノアとの獲得争いに勝利し、イェドリンの加入を決めたと伝えている。また、今後1年間はレンタル移籍として、シアトルに残り、その後ローマへ加入することも報じた。
この報道を受けて、シアトル・サウンダーズのGM(ゼネラルマネジャー)を務めるアドリアン・ハナウアー氏はクラブ公式HPで以下のように声明を発表した。
「デアンドレはシアトルでとても良いシーズンを過ごし、言うまでもなく素晴らしいワールドカップを経験した。そのおかげで、世界中のリーグから彼への興味を引き付けることとなった。今デアンドレはシアトルに所属している。彼は次戦のポートランドとの対戦で勝利するために必要な選手だ。もし何か明らかになることがあれば、アナウンスします」
ローマには以前、同じくアメリカ代表のMFマイケル・ブラッドリーが2012年から2014年の1年半在籍していた。
イェドリンは、ブラジル・ワールドカップのアメリカ代表として、グループリーグ第2節のポルトガル戦、第3節のドイツ戦、そして決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で、いずれも途中出場している。