2014.05.11

長友アシストのインテル勝利…主将サネッティのホーム最終戦に花を添える

長友佑都
イカルディの得点後、長友(中央)らが、サネッティ(右背)の下へ駆け寄り、祝福 [写真]=Getty Images

 セリエA第37節が10日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとラツィオが対戦。長友は左サイドハーフで先発出場した。

 リーグ戦5位のインテルと10位のラツィオは勝ち点4差。ヨーロッパリーグ出場権を争う戦いとなった。インテルはホーム最終戦となり、今シーズン限りでの現役引退を表明したDFハビエル・サネッティを称える雰囲気に包まれる中、試合に臨んだ。

 しかし開始2分、その空気に水が差される。左ショートコーナーからブルーノ・ペレイリーニャのクロスをファーサイドのロリック・カナが頭で折り返し、最後はジュゼッペ・ビアーヴァが押し込んで、ラツィオが先制した。

 しかし、インテルは7分、マテオ・コヴァチッチのスルーパスに飛び出したロドリゴ・パラシオがわずかにコースを変えて流し込み、すぐさま同点とする。35分には再びコヴァチッチがエリア内にスルーパスを送ると、今度はマウロ・イカルディが流し込み、インテルが逆転に成功する。

 さらに2分後には左サイドを抜け出した長友が低いクロスを中央に送ると、走りこんだパラシオが決め、リードを広げる。前半はインテルの2点リードで折り返す。

 後半に入り52分、インテルはジョナタンに代え、サネッティを投入。会場は大きな歓声と拍手に包まれる。55分、ラツィオはCKからビアーヴァがヘディングシュートを放つが、GKサミール・ハンダノヴィッチが横っ飛びで弾く。

 64分にインテルは、こちらも今シーズン限りでの退団が噂されるディエゴ・ミリートをパラシオに代えてピッチへ送り出す。73分、ラツィオのフェリペ・アンデルソンがゴール正面でミドルシュートを放つとDFに当たってわずかにコースが変わるも、GKハンダノヴィッチがここも残した足で弾いて防いだ。3分後にもアンデルソンのミドルがインテルゴールを襲うが、ハンダノヴィッチが好セーブを連発し、得点を許さない。

 守勢が続いていたインテルだが、79分にエルナネスが古巣ゴールへ強烈なミドルシュートを決め、試合を決定づける4点目を挙げた。84分にはエリア内左でボールを受けた長友がシュートを放つが、GKの正面をついてしまった。

 アディショナルタイムには観客が乱入するハプニングがあったが、サネッティが紳士的に対応する場面も見られた。試合は4-1でインテルが勝利している。

 インテルは3試合ぶりの勝利で勝ち点を60とし、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権獲得に近づいた。なお、長友はフル出場している。

【スコア】
インテル 4-1 ラツィオ

【得点者】
0-1 2分 ビアーヴァ(ラツィオ)
1-1 7分 パラシオ(インテル)
2-1 35分 イカルディ(インテル)
3-1 37分 パラシオ(インテル)
4-1 79分 エルナネス(インテル)

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