エンバペは1ゴール1アシストで勝利の立役者に [写真]=Icon Sport via Getty Images
UEFAネーションズリーグ(UNL)ファイナルズ2024-25・3位決定戦が8日に行われ、ドイツ代表とフランス代表が対戦した。
今大会、ドイツ代表はグループA3の戦いで4勝2分と無敗フィニッシュを達成し、首位で決勝トーナメントへ駒を進めると、今大会より新設された準々決勝ではイタリア代表を2戦合計5-4で破り、初のファイナルズへ進出。今大会のファイナルズは母国開催ということも相まって、初優勝への機運も高まっていたが、準決勝ではポルトガル代表に1-2と逆転負け。初の決勝進出とはならなかった。
一方で、フランス代表は今大会でグループA2に組み込まれたが、4勝1分1敗の成績で首位通過。準々決勝では2戦合計2-2で突入したPK戦を制し、ファイナルズ進出を決めた。準決勝ではスペイン代表と対戦したが、壮絶な撃ち合いの末に4-5と惜敗。2大会ぶりの決勝進出とはならず、3位決定戦に回っていた。
そんな両者による3位決定戦は、ドイツ代表が準決勝と比較してスターティングメンバーを4名、フランス代表が大幅8名を入れ替えた中でキックオフを迎えた。試合は序盤からドイツ代表が良い入りを見せ、2分にはニクラス・フュルクルクのポストプレーから、ニック・ウォルトメイドに決定機が到来。5分にはカリム・アデイェミの突破が阻まれたことで生まれたルーズボールにフュルクルクが反応したが、右足で放ったシュートはゴールカバーに入っていたリュカ・ディニュに阻まれる。
勢いに乗るドイツ代表は31分、最終ラインに落ちてビルドアップに加わったパスカル・グロスからのロングフィードで、アデイェミが背後へ抜け出す。後ろから寄せてきたリュカ・エルナンデスに倒され、PKが宣告された。だが、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。アデイェミにはシミュレーションとしてイエローカードが提示された。
主導権を握りながらも先手を取れないドイツ代表に対して、フランス代表は21分にラヤン・シェルキが自らの突破でフィニッシュまで持ち込むシーンを作ったが、決定機と呼べるシーンは少ない。だが、45分には“役者”が違いを見せる。敵陣中央右寄りの位置で顔を上げたオーレリアン・チュアメニが浮き球のボールを供給すると、ボックス左でボールを収めたキリアン・エンバペが、対峙したジョシュア・キミッヒを抜き去って右足一閃。強烈な一撃をネットに突き刺し、貴重なチャンスをモノにした。
フランス代表の1点リードで後半へ折り返すと、ドイツ代表はウォルトメイドを下げてデニズ・ウンダヴを投入。すると53分、敵陣でフランス代表のビルドアップを引っ掛けたところから、ウンダヴが冷静にゴール左下にシュートを流し込む。ドイツ代表が試合を振り出しに戻したかと思われたが、アドリアン・ラビオに対するフュルクルクのチャージが、OFRを通してファウルとみなされ、得点は認められない。
難を逃れたフランス代表は59分、ランダル・コロ・ムアニからの折り返しを受けたマルクス・テュラムが、右足で狙い澄ましたシュートを放つも、ここは右ポストに嫌われる。それでも、終盤に入るとデジレ・ドゥエやミカエル・オリーズらを送り出したフランス代表の攻撃陣に迫力が増し、テュラムやエンバペらが次々とゴールに襲いかかる。
このような状況で迎えた84分、ディニュからのロングフィードを処理しようとしたロビン・コッホが処理を誤り、ボールがドイツ代表陣内後方へ流れていく。抜け出したエンバペはペナルティエリア内までボールを運び、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを引き付けて横へ繋ぐと、最後はオリーズが無人のゴールへ流し込んだ。
試合はこのままタイムアップ。この結果、フランス代表がUNL・2024-25で3位に輝いた。
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By サッカーキング編集部
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