今夏にバイエルンに加入した伊藤洋輝 [写真]=Getty Images
負傷離脱が続くバイエルン所属の日本代表DF伊藤洋輝だが、順調な回復を見せているようだ。11日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在25歳の伊藤はジュビロ磐田で頭角を表すと、2021年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。3シーズンに渡って最終ラインの主軸として活躍し、公式戦通算97試合の出場で2ゴール5アシストをマーク。今夏には欧州屈指の名門バイエルンが契約解除金の3000万ユーロ(約49億円)を支払い獲得に漕ぎ着けた。
新天地での活躍が期待されていた伊藤だが、現地時間7月28日に行われたデューレン(ドイツ4部)との練習試合で中足骨を骨折。新シーズンの開幕を目前にして無念の負傷離脱を余儀なくされた。
先月27日にはランニングメニューを開始したことが明らかになった伊藤だが、その後も順調な回復を見せているようだ。報道によると、伊藤はすでにボールを使った個別トレーニングに励んでおり、実戦復帰にますます近づいているとのこと。インターナショナルウィーク明けのシュトゥットガルト戦、およびチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦での起用は困難と見られているが、今月末までに待望の公式戦デビューを果たす可能性があるという。
なお、『ビルト』はヴァンサン・コンパニ監督は伊藤をセンターバック(CB)の一角、もしくは左サイドバック(SB)として起用する見込みと指摘。なかでも韓国代表DFキム・ミンジェが主力を務めている左CBでの出場機会が増える可能性が高いと伝えている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト