ドルトムント加入が決定的になっているアントン [写真]=Getty Images
ドルトムントが、シュトゥットガルトの主将を務めているドイツ代表DFヴァルデマール・アントンの獲得に迫っているようだ。4日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在27歳のアントンはムーレンベルガーSVから2008年にハノーファーの下部組織に加入。2016年2月にトップチームデビューを飾り、同クラブでは通算137試合出場で5ゴール3アシストを記録した。2020年7月にシュトゥットガルトに完全移籍を果たすと、2023-24シーズンは退団した日本代表MF遠藤航の後を継いでキャプテンに就任。公式戦37試合出場で1ゴール4アシストを記録し、ブンデスリーガで2位と躍進したチームに大きく貢献を果たした。
2024年3月にはドイツ代表デビューも果たし、EURO2024メンバーにも選出されているアントンは、シュトゥットガルトとの現行契約を2027年6月30日まで残しているものの、契約には2250万ユーロ(約39億円)の解除条項が設定されていることから、今夏の退団の可能性が浮上している。
そんななか、今回の報道によると、ドルトムントが契約解除条項を行使してアントンの獲得に迫っているという。EURO2024参戦中ながら、すでにメディカルチェックを終えた模様で、同大会終了後に2028年6月30日までとなる4年契約に署名する予定になっているようだ。
なお、シュトゥットガルトでは今夏の移籍市場で、すでに日本代表DF伊藤洋輝を契約解除条項が行使されたことでバイエルンに引き抜かれており、守備陣の主力2選手が同クラブを退団することは大きな痛手となりそうだ。
By サッカーキング編集部
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