田中碧の去就が宙に浮いているようだ [写真]=Getty Images
デュッセルドルフの日本代表MF田中碧の去就は、宙に浮いているようだ。6日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
1998年9月10日生まれの田中は現在24歳。2021年夏に、川崎フロンターレからデュッセルドルフにレンタル移籍加入すると、翌2022年4月に同クラブは買い取りオプションを行使し、2025年夏までの契約を締結した。今シーズンはここまでリーグ戦21試合に出場。また昨年11月のFIFAワールドカップカタール2022では、日本代表のベスト16進出に大きく貢献している。
そんな田中だが、来夏の移籍市場でクラブ退団も考慮しているようだ。同選手は『ビルト』に対して、「今は今シーズンに集中したいと思っています。そしてオフに入ったら、すべてを受け入れ、考えることにします。シーズン終了後に、その時が訪れるのならば、(クラブと)話し合うつもりです」と自身の去就について語った。
一方で、デュッセルドルフが田中に設定する契約解除金の500万ユーロ(約7億2000万円)が移籍を妨げるとの見解が強いという。『ビルト』は「問題はタナカ獲得のために、どのクラブが500万ユーロを支払うことを厭わないかである。なぜなら、2部リーグで彼はめったにその素晴らしいテクニックを発揮しないからだ。タナカが本当に開花したのは、ここ数週間のこと」と指摘。しかし財政難に陥っているデュッセルドルフにとって、200万ユーロ(約2億9000万円)から300万ユーロ(約4億3000万円)のオファーを提示するクラブがあるのなら、田中の売却を検討する可能性もあることを併せて伝えている。
果たして、来夏の移籍市場で田中は新天地に赴くことになるのだろうか。
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