多くのクラブが獲得を狙うベリンガム [写真]=Getty Images
ドルトムントがイングランド代表MFジュード・ベリンガムとの契約延長交渉に向けて準備を進めているようだ。26日、ドイツ紙『ビルト』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在19歳のベリンガムは2020年夏にバーミンガムからドルトムントに加入した。程なくして中盤の主軸に定着すると、加入後2シーズン連続で公式戦40試合以上に出場。在籍3年目となった今シーズンもここまで公式戦30試合に出場し10ゴール6アシストを記録するなど、若くしてチームの中心選手として活躍している。
そんなベリンガムとドルトムントとの現行契約は2025年6月末まで。契約満了までは2年以上を残しているものの、レアル・マドリードやマンチェスター・C、リヴァプールなどからの熱烈な関心が明らかになっており、来シーズン以降の去就には大きな注目が集まっている。ベリンガム本人がメガクラブでの新たな挑戦を前向きに検討していることから、一部では今シーズン終了後のドルトムント退団および他クラブ移籍は既定路線とも伝えられている。
しかし、ドルトムンもベリンガムの引き留めを諦めておらず、同選手との契約延長に向けて準備を進めているという。ドルトムントのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏は、ドイツメディア『ZDF』に対し「ベリンガムは『新しい挑戦がしたい』と言うかもしれないが、別のタイミングで『ここに残って契約を延長したい』と言うかもしれない。我々は彼との契約延長に向けて努力を続けるよ」とコメント。ベリンガムとの契約延長に乗り出すことを明言した。
報道によると、ベリンガムとの契約延長交渉は本格的にはスタートしていない模様。ドルトムント側は同選手との契約を1年間延長し、2026年6月末までの新契約の締結を希望しているようだ。また、ベリンガムの年棒を1500万ユーロ(約21億円)まで引き上げることも検討しているという。この条件での契約延長が実現した場合、ベリンガムはドルトムント史上最高額の年棒を受け取る選手になると『ビルト』は指摘している。
まさに”引く手数多”の状態のベリンガム。果たして選手本人はどのような決断を下すのだろうか。
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