シュトゥットガルトの遠藤航(左)、伊藤洋輝(右) [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第18節が27日に行われ、シュトゥットガルトが敵地でライプツィヒと対戦した。
FIFAワールドカップカタール2022とウィンターブレイクによる中断期間明けの初陣となった前々節のマインツ戦を1-1の引き分けで終えていたシュトゥットガルト。前節は遠藤航のゴールで一時逆転に成功しながらも、最終的にはホッフェンハイムに追いつかれ、2-2のドローで終了。2試合連続の引き分け、さらに3試合連続勝ち星から見放されている状況で、上位争いを繰り広げているライプツィヒとの一戦に臨む。
シュトゥットガルトは前節からスターティングメンバーを5名変更。遠藤は3試合連続、伊藤洋輝は5試合連続のスタメンに名を連ねた。一方、ライプツィヒは6-1と大勝を飾った前節のシャルケ戦から2名を変更。ダヴィド・ラウム、アマドゥ・ハイダラがスタメンに復帰した。
試合は序盤に遠藤の鋭い寄せからシュトゥットガルトが速攻を発動。敵陣でザヴェル・シュラーガーのトラップが後ろに流れた隙を見逃さず、前に出てボールを奪うと、右のスペースにスルーパスを送る。最後はトーマス・カスタナラスがフィニッシュまで持ち込むも、右足で放ったシュートはGKに阻まれた。
対するライプツィヒは25分、敵陣中央でフリーキックを獲得する。ドミニク・ソボスライが右足で狙った低い弾道のシュートは、ゴール前でバウンドしてそのままゴールネットを揺らし、ホームチームが先手を取った。前半はこのままライプツィヒの1点リードで終了している。
後半に入ると再びライプツィヒがゴールに迫る。49分、ペナルティエリア手前で相手のクリアボールを拾ったアンドレ・シルヴァがヘディングで横に繋ぐと、ソボスライはワンタッチから右足でボレーシュート。サイドを狙った低空飛行の一撃がゴールに突き刺さり、ライプツィヒがリードを広げた。
まず1点を返したいシュトゥットガルトは68分、ヨシュコ・グヴァルディオールのハンドによってPKを獲得する。このPKをクリス・ヒューリッヒが左隅に叩き込み、シュトゥットガルトが1点を返した。
その後はライプツィヒのペースで試合は進んだものの、これ以上スコアは動かず、試合はタイムアップ。ライプツィヒがブンデスリーガ2連勝を飾り、暫定ながらも2位に浮上した。対するシュトゥットガルトはこれで4試合連続勝ちなしに。今節の他会場の結果次第では降格圏に沈む可能性がある。
次節、シュトゥットガルトはDFBポカール・ラウンド16のパーダーボルン戦を挟み、2月5日にブレーメンをホームに迎える。一方、ライプツィヒもDFBポカール・ラウンド16のホッフェンハイム戦を戦い、2月4日にケルンと敵地で対戦予定だ。
【得点者】
1-0 25分 ドミニク・ソボスライ(ライプツィヒ)
2-0 49分 ドミニク・ソボスライ(ライプツィヒ)
2-1 68分 クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト