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浅野所属のボーフムが新指揮官を発表! フィテッセを率いたレッシュ監督に決定

2022.09.23

レッシュ氏がボーフムの新監督に決定 [写真]=Icon Sport via Getty Images

 日本代表FW浅野拓磨が所属しているボーフムは22日、トーマス・レッシュ氏が新監督に就任することを発表した。契約期間は2024年6月30日までとなっている。

 ボーフムは12日、トーマス・ライス前監督の解任を発表。2019-20シーズンから指揮を執っていたライス前監督は、初年度のブンデスリーガ2部を8位で終えたものの、翌2020-21シーズンはクラブを2部リーグ制覇へと導いた。12シーズンぶりに1部へと返り咲いたボーフムは、浅野が加入した2021-22シーズンのブンデスリーガを13位でフィニッシュし、残留に成功。しかし、今シーズンは調子が上向かず、ブンデスリーガ開幕から6連敗を喫することに。U-19チームのハイコ・ブッチャー監督が暫定的に指揮を執った18日開催の第7節ケルン戦を1-1で終え、今季初の勝ち点を手にしていた。

 ブンデスリーガ最下位に沈むボーフムの再建を託されたレッシュ新監督は、ドイツ出身の現在54歳。指導者としては、ドイツ国内のカテゴリーが下のクラブで監督やアシスタントコーチの経験を積み、2012年からはレッドブル・ザルツブルクのアカデミーで監督を務めた。2013-14シーズンはロガー・シュミット監督率いるレッドブル・ザルツブルクでアシスタントコーチを務め、2015-16シーズンはセカンドチームにあたるリーフェリングで指揮を執った。同シーズンはオスカル・ガルシア監督が解任となった後、暫定的にトップチームでも公式戦2試合を闘っている。

 ブンデスリーガ2部のエルツゲビルゲ・アウエ、オーストリア1部のアウストリア・ウィーンの監督を経て、2020年夏にはフィテッセの監督に就任した。初年度はクラブをエールディヴィジで4位フィニッシュに導き、KNVBベーカー(国内カップ戦)では準優勝を達成。昨シーズンもエールディヴィジを6位で終えたものの、今季は開幕から3連敗と厳しいスタートに。第7節を終えた段階で1勝2分4敗という成績でクラブを離れることとなった。なお、現時点でフィテッセから後任についてのアナウンスは行われておらず、決定次第発表される見通しとなっている。

 レッシュ新監督はドイツ国籍ながら、キャリアで初めてブンデスリーガ(1部)の指揮を執ることとなった。10月1日に予定されているブンデスリーガ第8節、敵地でのライプツィヒ戦がレッシュ新監督にとっての初陣となる。

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By サッカーキング編集部

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