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ドイツ代表DFラウムにバイエルンも関心か…C・リチャーズ+金銭のトレード案も

2022.07.17

飛躍の1年となったDFラウム [写真]=Getty Images

 ホッフェンハイムに所属するドイツ代表DFダヴィド・ラウムの獲得に、バイエルンが動くかもしれない。17日にドイツ誌『kicker』が報じた。

 バイエルンは今月10日、イングランド人DFオマー・リチャーズをノッティンガム・フォレストに売却。カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスのバックアッパーとしては、クロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチやフランス代表DFリュカ・エルナンデスがいるものの、左サイドバックの競争力を高めるため、本職であるラウムの獲得を検討している模様だ。

 ラウムの獲得には複数のクラブが関心を示しており、特にドルトムントとは相思相愛だと伝えられてきた。ただ、今夏に大型補強を敢行したドルトムントに金銭的な余裕はなく、既存戦力を売却しない限り、ラウムの獲得には動けないと見られている。また、ウェストハムやニューカッスルなど、プレミアリーグのクラブも同選手の動向に注目しているようだ。

 ホッフェンハイムはラウムの移籍金として、3000万ユーロ(約42億円)から4000万ユーロ(約56億円)を要求すると予想されている。バイエルンは移籍金を減額するため、2021年2月から1年半にわたってホッフェンハイムに期限付き移籍したアメリカ代表DFクリス・リチャーズを取引に含める可能性もあるようだ。
 
 現在24歳のラウムはグロイター・フュルトの下部組織出身で、2021年夏に同クラブからホッフェンハイムへとフリー移籍。2021-22シーズンのブンデスリーガでは32試合に出場し、3ゴール11アシストを記録した。昨年9月にデビューを果たしたドイツ代表の主力にも定着し、これまで9試合に出場している。

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