心筋炎で離脱を余儀なくされたデイヴィス [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが、復帰に向けて意気込みを示した。27日にクラブ公式サイトが伝えている。
現在21歳のA・デイヴィスは、ウィンターブレイク後の1月に新型コロナウイルス陽性となると、その後に軽度の心筋炎が判明。以降、離脱を余儀なくされている。それでも、14日から個人でのリハビリトレーニングを再開し、22日午前に行われた公開練習から再びチームトレーニングの一部に復帰した。
クラブ公式サイトのインタビューに応じたA・デイヴィスは、「ゼーベナー・シュトラーセ(練習場)に戻ってくることができて嬉しいよ。リハビリは今のところ順調に進んでいる。筋肉や心臓に問題はないけど、100パーセントの状態ではない。それでも、またトレーニングができること、そして仕事の準備ができることがうれしいね」と喜びを口に。続けて、実戦復帰に向けての取り組みを明かした。
「(復帰に向けて)全力を尽くしているところだ。医療部門やリハビリ担当スタッフと緊密に連携している。ボールがあるときもないときも、とてもとてもハードにトレーニングしているよ。たくさん走って、筋力トレーニングをしている。早くチームの力になりたいと思っている」
また、同選手は静養期間についても振り返り、「この4~8週間はとても退屈で、精神的にも大変だった。家族は長い間ここにいてくれたし、パリのガールフレンド(パリ・サンジェルマンに所属するカナダ女子代表FWジョーディン・ハイテマ)のところにも1、2回行ったよ。それ以外は、待って待って待って………」と語っている。
ブンデスリーガとチャンピオンズリーグでの目標を問われると、「両方で優勝する!」と意気込みを示したA・デイヴィス。復帰後の韋駄天は、果たしてどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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