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【Football TimeLine】浦和レッズの先輩から後輩へ…福田正博氏が原口元気のプレーを熱く語る

 2月19日(火)放送の#20では、スペシャルゲストの福田正博氏が、ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気のプレーについて解説した。

 この日、番組ではブンデスリーガ第22節のホッフェンハイム対ハノーファーのレビューを放送。ハノーファーは0-3で敗れたが、原口はトップ下のポジションで先発出場し、後半に浅野拓磨が投入されてからはインサイドハーフに移行して90分間プレーした。

 福田氏はチーム内における原口の立ち位置について「トーマス・ドル監督に信頼されているのかなと思います」と推察。「前半はトップ下、後半、浅野拓磨が入ってきてからはインサイドハーフ。中心となってビルドアップから攻撃の形のところまで関わっていますから、監督からは非常に信頼が厚いのかなと思います」と分析した。

 その後、試合の映像を見ながら一つひとつのプレーを解説していく。まずは10分のシーンだ。

「彼の良さは、守備が評価されますけど、実際は攻撃力だと思うんですよ。それも、ボールを持ってから前に出ていく推進力ですよね。このシーンもボールを奪ってパスを出した後、長い距離を走っているんですよ。(周囲の)サポートはないですけど、ボールを持っている選手を追い越していく。そういうランニング、相手ゴールに向かっていくような迫力というのが彼の一つの持ち味です」

 続いては22分、中盤でワンタッチのヒールパスを出したシーンだ。

「ビルドアップに関しても、移籍した当初は力が入り過ぎて、ちょっと力むところがあったんだけど、今は周りがよく見えて、うまく使えていますよね。ボールにも結構関わっていましたし、自分のリズムでゲームができているのかなと。監督との信頼関係がいいので、そういうプレーに繋がっているのかなと思います」

 42分にはパスを出した後、ゴール前に走り込んでスルーパスを引き出した。

「これもビルドアップに関わって、スペースを見つけてディフェンスラインの裏にランニングするんですけど、非常にいいタイミングで抜け出すんですよね。スペースを見つけて。パスがちょっと合いませんでしたけど、フィニッシュまで行ってもおかしくない。やっぱり広範囲にわたってボールに関わりながらチャンスメークができる。なおかつスプリント、彼のスピードが生きるシーンがたくさんあったんですね」

 76分には反転で相手をかわしてドリブルを仕掛け、バイタルエリア手前で倒されてFKを獲得した。

「ここのシーンは、中盤でボールを受けて前を向いた後に、彼の一番の良さであるドリブルでの仕掛けですよね。前を向いて、素早くスペースを見つけて仕掛けていく。こういうシーンがもう少し出れば良かったかなと思うんですけど、なかなかこういうシーンが作り出せなかった。なおかつファウルをもらった後に、全部ではないですけどプレースキッカーを任されていたという意味では、チームの中心として考えられているのかなと思います」

 もちろん守備での貢献も見られた。前半アディショナルタイムでは自陣深くで、相手ボールをクリアするプレーを見せた。

「これは前半アディショナルタイムですけど、後ろまで下がってきて守備をした。チームに貢献するというのは彼の良さですよね」

 福田氏は守備面での貢献について評価はしたものの、現在のポジションや役割を踏まえ、このように苦言を呈した。

「ポジション的には攻撃的なトップ下やインサイドハーフなので、サイドをやっている時よりも、守備で下がることが少なくなったんですよ。攻撃に力が使えるようになったという意味では、彼の良さがかなり出るようになってきたと僕は思う。ただ、そうは言っても、この試合はシュートがゼロなんですよ。シーズン通してまだ得点がゼロ。シーズン前には『ゴールとアシストを足して10が目標』と言っていたから、そこにはまだまだ達していないので、あとはしっかり結果を残さないといけない」

 福田氏はこの試合の原口のパフォーマンスについて、次のように総括した。

「サイドでやっている時はあまりボールタッチがなくて、守備で走ってばかりだったんですが、それは原口らしくないなと僕は思っている。この試合に関しては、かなりボールも引き出していて、確かにミスもありました。ただ、このチーム状態だとミスを恐れてボールをもらわないことがあるんだけど、彼の良さってそれを怖がらないところにあるんですよ。どんどんボールを受けて、失敗してもどんどんやる。その積極性が見えたので、この試合では彼の良さは出たのかなと思います」

 福田氏にとって、原口は浦和レッズの後輩でもある。関係性が深いだけに、福田氏の口調は徐々に熱を帯びていった。

「守備のところばかり評価されるけど、本来は攻撃の選手だから。そもそも守備なんかしない選手だったから。それが守備ばかりしているのは、代表でもそうなんだけど、僕は大いに不満なんですよ。それ(守備)はやって当たり前。だけど攻撃でアクセントをつけて、そこで結果を残して守備のところも評価されないと。守備が最初に評価されるのは彼らしくないよ。(シーズンが)終わった時に、アシストと得点を合わせて10行かないと!」

「成長しているのは分かる。だけど、攻撃のところでも、もう一つ欲を出してやってもらいたい。それだけのポテンシャルがあるんだから。力があるんだから出さないと。見ていても分かりやすいじゃないですか。勝ちたいとか、点を取りたいという気持ちが伝わってくるじゃないですか。我々が応援したくなるような選手じゃないですか。だから応援したくなる! そういう部分では、しっかり結果を残してもらいたいね」

 毎週火曜日21時から生放送されている『日本人を応援せよ!!Football TimeLine』。次回は2019年2月26日(火)21時スタートの予定となっている。

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