解任の見通しと報じられたハノーファーのブライテンライター監督 [写真]=TF-Images via Getty Images
19日に行われたブンデスリーガ第18節のブレーメン戦で0-1と敗れ、ホームゲーム4連敗となったハノーファー。2部降格圏内の17位でリーグ前半戦を終え、年明け後も復調の兆しが見られない。ドイツ誌『kicker』日本語版によると、同クラブはアンドレ・ブライテンライター監督の解任へ踏み切るようだ。
報道によると、20日にマルティン・キント会長、ビョルン・ブレーマー代表、そしてマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏が緊急会議を行い、指揮官の解任で意見が一致した模様。チームに離脱者が続出していることなど、不運に見舞われた面もあったが、監督交代は不可欠と判断したようだ。
今後の流れとしては、2021年まで契約を残すブライテンライター監督との和解金について、相談役会からの承認を得る必要があるという。次節は26日の首位ドルトムント戦だが、ユースチームから指導者を暫定的に昇格させ、指揮を託す可能性もあるようだ。
なお後任候補としては、2010年にハノーファーを降格の危機から救い、以後は2度に渡って欧州の舞台へと導いたミルコ・スロムカ氏、また2017年にハンブルガーSVを同様の状況から救った経験を持つマルクス・ギズドル氏らの名前が浮上しているという。
ハノーファーは今シーズン、ブンデスリーガ第18節を終えて2勝5分け11敗。勝ち点「11」で最下位ニュルンベルクと並び、17位に沈んでいる。FW浅野拓磨は7試合、現在はアジアカップ出場のためにチームを離脱している日本代表MF原口元気は14試合出場を記録している。
By kicker日本語版