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勝利貢献の酒井高徳、気合いのガッツポーズで緩み払拭「自分を奮い立たせた」

2018.12.15

ハントのFK弾で勝ち越したHSV。酒井は豪快なガッツポーズで喜んだ [写真]=picture alliance via Getty Images

 ハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳は、14日に行われたブンデスリーガ2部第17節のデュイスブルク戦に右サイドバックで先発出場。後半途中からボランチでもプレーしフル出場で、2-1の勝利に貢献した。

 HSVは開始12分にFWカレド・ナレイの得点で幸先よく先制。しかし酒井が試合後、「今まで1部にいたときも、1点入ったあとにどうしても緩くなってしまうところがある」と指摘したように、チームとしての悪いクセが出て、わずか2分後にCKから同点弾を浴びてしまった。

「自分自身も1点入ったすぐに2、3回ぐらい簡単にプレーすべきところを難しくプレーしてしまって、相手にリズムを与えてるきっかけを自分が作ってしまったと思っていた」と酒井本人も反省。この “緩み”を相当悔やんでいたのだろう。19分にMFアーロン・ハントが鮮やかな直接FKを沈めて勝ち越しに成功すると、酒井は力強地ジャンピングガッツポーズを見せて喜びを爆発させた。

「(ガッツポーズは)自分の中で『スイッチをオンにしないとダメだぞ』という感じで奮い立たせたところはあった。勝ち越してくれたチームに感謝したい。ああいう時間帯ですぐ取り返せるメンタリティはチームとして非常に褒めたいところだと思うし、それに救われている自分がいると思うので、そこでもっと自分が還元できれば良いと思う」

 このガッツポーズで気合いを入れ直し、勝利を手繰り寄せた。酒井は「2点目を取ってからは、しっかり後ろが整っていない状態が何度かあって危ないシーンも作られたけど、それ以外はボールをしっかり回せたし良かったと思う」と振り返り、「もちろん修正しないといけないし、しっかり耐えきって、選手たちがもうちょっとクレバーに仕留められれば、より簡単になる。こういう試合が多いので、疲れる試合が多いかなと思う」と課題を挙げた。

 HSVはリーグ戦11試合無敗となり、11勝4分2敗(勝点37)の首位でシーズン前半戦を折り返した。酒井は「珍しくというか…今は上にいることが普通になってきているので、モチベーションや勝利への欲、自信はすごくついている」とチームの調子の良さを明かしつつ、「チームとして1週間しっかり練習して次の試合に備えたいという気持ちが今は強い」と23日に行われる後半戦初戦の第18節キール戦に向けて切り替えた。

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