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定位置奪取へより貪欲に結果を…香川真司「僕はまた改めてロイスを尊敬した」

ニュルンベルク戦で3試合連続出場の香川真司。「練習や普段の生活でも良いリズムを取り戻しつつある」と話した [写真]=Getty Images

 より貪欲に結果を求めていく。ドルトムントに所属するMF香川真司は、26日に行われたブンデスリーガ第5節のニュルンベルク戦に途中出場。公式戦3試合連続で出場し、ポジション奪取へ徐々に前進している。

「(ゴールは)もちろん取りたかったですよ」。試合後の香川の表情はいたって明るかったが、ノーゴールに終わり悔しかったに違いない。4点リードで迎えた62分に途中出場した香川は「自分で5点目を狙いにいったし、それだけは意識していた」。そんな強い思いと裏腹に、チームメイトが次々と追加点を重ね、最終的には7-0で大勝。香川も積極的にボールに絡み、2本のミドルシュートも放ったが、得点には結びつかなかった。

「まあしょうがないですね(苦笑)。感触は悪くないので。シュートを打つことや、どういった形であれ勝った試合に出ることは、チームとしても個人としても大事なことだと思う」

 香川は今シーズン開幕から公式戦4試合連続でベンチ外が続き、チャンスをもらえたのは9月18日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のクラブ・ブルージュ戦だった。62分からピッチに立ち今シーズン初出場で攻撃にリズムをもたらすと、4日後のリーグ戦第4節ホッフェンハイム戦では初のスタメン入りを果たした。だがゴールには絡めず、今節のニュルンベルク戦では再びベンチスタートとなり、チームでの立場はまだ不安定なようだ。指揮官はローテーションを明言しているものの、ポジションを確立するためには目に見える結果が求められる。

「僕としては試合に絡めない状況から一歩ずつきているなかで、次も(ポジションを)勝ち取るためには結果が必要になってくる。そういうところを徐々に上げて、勝ち取っていきたい」

 激しいポジション争いにさらされている中で、チームメイトや指揮官からの信頼と期待を背負うエースの姿が刺激となっている。FWマルコ・ロイスは開幕戦以来、ゴールから遠ざかっていたが、この日は2ゴール1アシストと圧巻の活躍でチームを勝利に導いた。「僕はまた改めてマルコ・ロイスを尊敬しましたね」。エースの躍動を受け、香川の意欲はさらに燃える。

「やはりボールはもっと彼に入るし、そしてそれを決める。どんな形であれ。でもそれを見ていて、なるほどなと感じさせるものは非常にある。その信頼を得るには、こういうところで結果を残すこともそうだし、自分の得意なものや形を周囲にどれだけ示せるかだと思う。ただチームの中のひとりとして、チームのために戦うという考えは、ある意味、捨てていかないと、こういうチームではポジションを取れない。平凡で良ければ、そういう考えがいいのかもしれない。だけど、勝ち残って行くにはそういうところを貪欲にやっていかないといけない」

 これまで経験してきた厳しい競争と同じように今の状況も乗り越えて行ける。そこに「不可能なことはない」。与えられたチャンスで、ひたすら結果を追い求めるだけだ。「今のメンバーを見ても非常に多いので、納得させるにはなにより結果が必要だし、信頼を得るにも結果が必要。地道にやってくしかないので、それ以上の答えはない。その答えを勝ち取るためには日々やるだけ」。絶対的な存在となるその日まで香川の貪欲なアピールが続く。

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