ブレーメン戦にフル出場した香川真司。同点弾アシストも勝利には導けなかった [写真]=TF-Images via Getty Images
ブンデスリーガ第15節が9日に行われ、ドルトムントのMF香川真司はホームでのブレーメン戦で、3試合ぶりのスタメン入り。今シーズンのリーグ戦で初のフル出場を果たし、1アシストを記録した。
香川は前半に見せ場を作れなかったものの、1点ビハインドで迎えた後半からトップ下に入ると、いきなり存在感を発揮する。47分にエリア手前中央から強烈な左足シュートを放つと、57分には待望の同点弾を演出。エリア内右でマルセル・シュメルツァーからのアーリークロスを頭で折り返し、ピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールをアシストした。
しかしチームはその後、65分にCKから失点。再び1点を追う状況になると、72分に香川が絶好の決定機を迎えるが、ゴール前フリーで放ったシュートはまさかのオーバメヤンに直撃。目の前で倒れていたエースの背中に当って、クロスバー上に外れていった。さらに終了間際の90分にもエリア手前から右足シュートを放つが、惜しくも枠の左に逸れ、最後までゴールを奪えず、悔しそうに天を仰いだ。
ドルトムントは1-2で敗れ、泥沼のリーグ戦8試合未勝利(3分5敗)となった。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』などは、すでにピーター・ボス監督の解任が決定したと報道。試合後、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)とミヒャエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)の話し合いによって決断が下され、翌10日に正式に発表される予定だと伝えられている。
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