ドルトムントは数的不利も響き4失点で敗戦 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が各地で行なわれた。
ヘルタ・ベルリンはホームにハンブルガーSVを迎えた。17分、CKからニクラス・シュタークが頭で決めて先制する。後半に入り50分、再びCKから今度はカリム・レキクが追加点。一方のハンブルガーSVはヤン・フィーテ・アルプのゴールで1点を返すも、試合は2-1で終了した。ヘルタ・ベルリンの原口元気は出場停止のため欠場。ハンブルガーSVの主将を務める酒井高徳は先発フル出場、伊藤達哉は56分から出場した。
いまだリーグ戦で勝利のないケルンはレヴァークーゼンとの“ライン・ダービー”。23分、ロングスローをセール・ギラシが絶妙なトラップで収めると、反転からゴールに流し込み、アウェイのケルンが先制した。対するレヴァークーゼンは54分、抜け出したレオン・ベイリーが決めて同点に追いつくと、73分にはスヴェン・ベンダーが勝ち越し点を奪う。ケルンは逆転負けで、今シーズン初勝利とはならなかった。先発したケルンの大迫勇也は64分に交代している。
首位ドルトムントは敵地で昇格組ハノーファーと対戦した。20分にジョナタスがPKを決め、ホームのハノーファーが先手を取る。対するドルトムントは28分、CKの流れからダン・アクセル・ザガドゥの移籍後初得点ですぐさま同点に。40分、ハノーファーはカウンターからイーラス・ベブのゴールで勝ち越し、前半を2-1で折り返す。後半に入り52分、アンドリー・ヤルモレンコのシュートが決まり、ドルトムントが再び追いつく。しかし59分にザガドゥが決定機阻止で一発退場。これで得たFKをフェリックス・クラウスが沈めると、試合終了間際の85分にはベブが決定的な4点目を奪う。試合は4-2で終了し、ドルトムントは3試合勝利なしとなった。ドルトムントの香川真司は後半開始から出場している。
ボルシアMGは1-3でホッフェンハイムに勝利。シャルケ対ヴォルフスブルクの一戦はドローに終わった。
【ブンデスリーガ第10節】
ホッフェンハイム 1-3 ボルシアMG
ヘルタ・ベルリン 2-1 ハンブルガーSV
シャルケ 1-1 ヴォルフスブルク
レヴァークーゼン 2-1 ケルン
ハノーファー 4-2 ドルトムント
By サッカーキング編集部
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