2017.09.28

宿敵クラブの共闘は実現するのか…シャルケとドルトムントは「聞いてないよ!」

シャルケとドルトムントの共闘は実現するのだろうか [写真]=Getty Images
ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

 ドイツの炭鉱が2018年いっぱいで全て閉山されるのに伴い、博物館や難民受け入れ施設の建設など、約100のプロジェクトがおこなわれることになるのだが、RAG石炭基金のヴェルナー・ミュラー会長はその一環として、シャルケとドルトムントによる混合チームで親善試合を行うことになると発表した。ドイツ誌『kicker』日本語版が28日に伝えた。

 しかし、その日のうちにシャルケ側は、具体的な同意もプランもないと強調しており、27日にはマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏が「このテーマについては、かなり後回しというものだよ。だって何も提案がなされていないわけだし、想像するのは難しいものがあるよね」とコメント。

 さらに、今回名前があがった宿敵ドルトムントの名前を挙げ、「私が聞いている話では、彼らも驚きを感じているようだ。しかも具体的な時期まで出てくるなんてね。ドルトムントとの混合チームという話なんて聞いてもいないし、それは今回の発起人による希望なのではないか?」と言葉を続けている。

 ただし、シャルケとしては、ドルトムントとの混合チームというところが特別に大きな問題ではないようで、「シャルケはこの地域がもつ歴史のために、いろいろと協力していくスタンスであるということに変わりはない。重要なことは、人々の記憶に残るようにしていくということ。それがサッカーなのであれば、それでは誰が、誰と、どうやってやっていくのか。それをこれから考えていくことだ」との考えを述べた。

 その一方でドルトムント側は、先日のレアル・マドリード戦で一部のファンが、このアイデアに抗議するメッセージを掲げていた。クラブは今回のミュラー会長の発言に驚きを見せつつ、「スポンサーであるエボニックから、閉山に伴うイベントへの協力を要請されてはいる。基本的にではあるが、ルール地方全てのクラブとともに選抜チームとして戦うような、そういった用意はある。ただし、まだ何も合意はしていないが」との見方を示している。

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