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爆発事件はドルトムントが標的と警察発表…バルトラは右手首負傷で手術

2017.04.12

爆発被害にあったドルトムントのチームバス [写真]=Getty Images

 11日に起きた爆発事件は、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのチームバスが攻撃の標的だったと、地元警察が発表した。ドイツメディア『DW』が伝えた。

 ドルトムントは同日に行われる予定だったチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのモナコ戦に向けて、スタジアムへ移動していたところ、チームバス付近で3度の爆発が起こった。警察はこの爆発がチームバスを狙ったものかどうかを捜査していた。

 地元警察は、現地時間23時から記者会見を実施し、実際にチームを標的とした攻撃だったと発表した。さらに事件現場では手紙が発見されており、事件に関与するものか信憑性を検証している模様。翌日12日に開催される試合には警官を大幅に増員させるという。

 また、爆発による窓ガラス破損で負傷し、病院に搬送されていたスペイン代表DFマルク・バルトラは、軽傷と見込まれていたが、より深刻な状態だった。クラブ公式ツイッターによると、診断の結果、右手首を骨折し、さらに右手には破片が入り込んでいるため、緊急手術を強いられたという。

 延期となった試合は、現地時間で翌12日18:45(日本時間25:45/13日午前1:45)に開催される。

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