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好調の香川、バイエルン戦出場が微妙に…ドルトムントは負傷者続出

2017.04.08

ドルトムントはバイエルンとの大一番を前に負傷者が続出。前節ハンブルク戦に先発した4選手の出場が危ぶまれている

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は7日、ブンデスリーガ第28節のバイエルン戦、“デア・クラシカー”に向けて前日会見に臨んだ。

 はじめに記者からチーム状況について質問が出ると、香川とドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクの出場は「非常に疑わしい」とトゥヘル監督は答えた。香川の状況については、日本代表戦の長距離移動や連戦に加え、筋肉系の問題を抱えているとのこと。

 また、スペイン代表DFマルク・バルトラの出場も疑わしく、ドイツ代表のFWマルコ・ロイスとMFアンドレ・シュールレ、DFエリック・ドゥルムの欠場は確定している。

 1日の第26節シャルケ戦後に香川が、「今月はチャンピオンズリーグ(CL)もポカール(DFB杯)の準決勝もあるので、本当にタフで、そして日程的に厳しく、試合がどんどんやってくる」とコメントしているように、ドルトムントは4月、平日4試合、週末5試合の過密日程となっている。

 今節の相手バイエルンも状況は同様だが、トゥヘル監督は中2日の11日(火)にCL準々決勝ファーストレグ(対モナコ)を控えるドルトムントより、中3日で同試合(対レアル・マドリード)を迎えるバイエルンの方が有利と見ている。「バイエルンはベストメンバーで臨んでくるだろう」と予想する中、「バイエルンを苦しめたい。それが難しい任務であることも承知している」と意気込んだ。

 両者は今シーズンの第11節(11月19日)に対戦し、ホームのドルトムントがガボン代表FWピエールエメリック・オーバメヤンの得点で勝利を収めた。今節はバイエルンのホームでの戦いとなるが、26日(水)にも再び同地でDFBポカールの準決勝で相見える。

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