ホッフェンハイム戦で先発出場した武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第19節が4日に行われ、ホッフェンハイムとFW武藤嘉紀が所属するマインツが対戦した。武藤は3試合連続でスタメン出場している。
マインツは前節のドルトムント戦を1-1のドローで終え、3試合未勝利が続いている。上位進出するためにも、今節はなんとか勝利がほしいところだ。新加入のFWボージャン・クルキッチはベンチスタートとなった。
試合は開始早々に動く。5分、ホッフェンハイムのセバスティアン・ルディがハーフウェイライン付近でボールを持つと、前線へロングパスを供給する。このボールに反応したマルク・ウートがワントラップからゴール左に蹴り込み、ホッフェンハイムが先制に成功した。リードを許したマインツは武藤らがチャンスを作ったが、決めきることができずに0-1でハーフタイムを迎えた。
マインツは後半に入っても同点弾を目指したが、なかなかゴールを割ることができない。75分には武藤を下げてボージャンを投入した。
ホッフェンハイムは78分にビッグチャンス。ナディエム・アミリが抜け出したが、ここを決めることができない。直後の81分、エリア手前右でFKを獲得すると、ケレム・デミルバイが左足で直接狙った。これがクロスバーを直撃したが、こぼれ球を途中出場のマルコ・テラツィーノが頭で押し込み、リードを2点に広げた。さらに86分にはアダム・シャライが3点目を決めて試合を決定付けた。
勢いに乗ったホッフェンハイムは後半アディショナルタイム1分に、アミリのクロスからシャライがヘディングシュートを決めてさらにリードを広げた。このままホッフェンハイムが4-0でマインツを下し、2試合ぶりの白星を挙げた。なお、武藤は75分まで出場した。
次節、ホッフェンハイムは敵地でヴォルフスブルクと マインツはホームでアウクスブルクと対戦する。
【得点者】
1-0 5分 マルク・ウート(ホッフェンハイム)
2-0 81分 マルコ・テラツィーノ(ホッフェンハイム)
3-0 86分 アダム・シャライ(ホッフェンハイム)
4-0 90+1分 アダム・シャライ(ホッフェンハイム)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト