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バイエルンで繰り広げられる世界最高レベルのポジション争い…左WGを射止めるのは?

2017.01.26

ライバルながら良好な関係を築くD・コスタ(左)とリベリー(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンに所属する元フランス代表MFフランク・リベリーとブラジル代表MFドウグラス・コスタによる左ウイングのポジション争いについて、ミュンヘンの地元紙『AZ』が伝えている。

 これまではリベリーとD・コスタのどちらか、もしくは二人とも負傷で離脱していることが多く、本格的なポジション争いはなかったが、両者が戦列に復帰して調子を取り戻しつつあった昨年12月頃から、左ウイングのスタメンの座をめぐる議論がマスコミに取り上げられるようになった。

 このことについて、バイエルンのOBで現在は解説者のトーマス・シュトルンツ氏は、左サイドバックのオーストリア代表DFダヴィド・アラバとの相性や豊富な経験を加味して「もしもリベリーがベストコンディションであるならば、彼はこの戦いに勝つだろう」とコメントしている。

 データ上の比較でも、D・コスタがここまでブンデスリーガで計60試合に出場して11ゴールを決めている一方で、リベリーは338試合で108ゴール。今シーズンの被ファウル数もコスタの8に対してリベリーは19となっていて、リベリーのほうがより得点のチャンスを演出できて相手に警戒される存在であると言えるが、カルロ・アンチェロッティ監督はブンデスリーガ第15節ダルムシュタット戦以降、D・コスタを先発で起用している。

 前節フライブルク戦でもD・コスタがスタメンでリベリーは途中からの出場となったが、どちらもアシストを記録し、存在感を示した。世界屈指のドリブラー同士のポジション争いは、今後さらに激しさを増していくことになるのかもしれない。

(記事/Footmedia)

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