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腫瘍摘出から5カ月 長谷部の同僚DFが練習開始へ、来年の戦列復帰目指す

2016.10.21

長谷部が所属するフランクフルトのDFルス。今年5月に腫瘍摘出手術を受けていた [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのニコ・コヴァチ監督は、今年5月から病気の治療のためにチームを離れていたドイツ人DFマルコ・ルスが近々練習に参加できる見通しであることを明らかにした。20日付けのドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 21日に行われるブンデスリーガ第8節ハンブルガーSV戦に向けた前日会見で、ニコ・コヴァチ監督は「マルコ(ルス)は健康になったよ。彼は医者から再び自分の仕事を全うする許可を得たんだ」と語り、ルスの復帰を示唆した。

 またルス本人も、自身のインスタグラムの中でファンに向けてのメッセージを発信。「昨日医者からゴーサインが出て、トレーニングを始められることになったんだ。自分にできることを全てやって、年明けに行われるアブダビでのトレーニングキャンプでチームの全体練習に合流できるように頑張るよ」とのコメントを掲載。シーズン後半戦からの戦列復帰に意欲を見せた。

 ルスは今年5月、ブンデスリーガの試合後にドーピング検査を受けたところ、ホルモン値に異常が見られ再検査。その結果、片側の睾丸で悪性腫瘍が見つかり、同月下旬に手術を受けていた。それ以降、チームを離れて治療に専念していたが、先月には、今季で満了を迎える予定だった契約を2年間延長したことが発表されている。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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