2016.08.21

リオ五輪最多タイ6得点も PK失敗のペーターゼン「つらい銀メダル」

ペーターゼン
大会6ゴールを挙げていたFWペーターゼン。決勝のPK戦では痛恨の失敗に終わった [写真]=Getty Images
ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

 リオデジャネイロ・オリンピック決勝で、ニルス・ペーターゼンは悲運の象徴となってしまった。それまでに今大会最多タイの6得点をマークしてきたリオ五輪ドイツ代表FWだが、PK戦で5人目として登場して失敗。一方のブラジルは5人全員が決め、聖地マラカナンに集まった母国の観衆とともに金メダルの歓喜に包まれた。ドイツ誌『kicker』日本語版が21日に伝えた。

 リオ五輪決勝が現地20日に行われ、ドイツはブラジルと対戦した。27分にネイマールの直接FK弾で先制を許したものの、59分にマックス・マイヤーのゴールで同点。試合は1-1のままPK戦に突入し、ドイツは4-5で敗れて銀メダルに終わった。

 試合後、ペーターゼンは「PKでは常に、誰かに惨めな役回りが与えられるもの。それが今回は僕だったのさ。もちろんとても失望しているし、本当に悲しい。つらいよ。この責務を果たしたかった。でもそれがうまくいかなかった」と語った。

 その一方で、この試合で退任することがすでに決まっていたホルスト・ルベッシュ監督は、同選手に対して「あまり考えすぎるな。こういうものなんだから」と擁護。「大切なことは意欲と確信をもつこと、あとはGKの判断次第という部分もある。半々の世界だよ。彼はうまくやってくれたと思うし、誰も批判なんてしていないさ」と述べた。

 オーバーエイジとして参加したペーターゼンは、今大会を「素晴らしい3週間だった。予想以上のものだった」と振り返り、「このチームの一員になれたことをとても誇りに思う。将来のドイツ代表を担う若手選手たちとともに過ごすことができて楽しかったよ。素晴らしいクオリティを持ったチームだ」と称賛。「今日はつらい銀メダルだけど、明日になったら嬉しく思えるといいね」と続けた。

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