2016.07.01

アーセナルとの浅野争奪戦…劣勢のアウクスブルク、“裏技”で獲得を狙う?

浅野拓磨
6月29日のU-23南アフリカ代表戦では1ゴールを挙げた浅野拓磨 [写真]=嶋田健一
サッカー総合情報サイト

 アーセナルからのオファーが届いていることが明らかになった、サンフレッチェ広島のリオデジャネイロ・オリンピック日本代表FW浅野拓磨。同選手にはアウクスブルクも関心を示していると報じられているが、ドイツ誌『キッカー』が今後予想されるシナリオを紹介した。

 同誌はアウクスブルクにとってのアーセナルを“ありがたくないライバル”とし、浅野を“ひっぱりだこ”と表現。今夏の移籍市場で注目を集めていると伝えた。「ライバルに名高いクラブが出現した。他ならぬアーセナルまでもが、このU-23日本代表を狙っている」と、アウクスブルクにとっては不利な戦いになっている現状を報じている。

 同誌によると、ガンバ大阪からアウクスブルクへの移籍が決まった日本代表FW宇佐美貴史の移籍金は150万ユーロ(約1億7000万円)。浅野の移籍金は、宇佐美の倍額近くとなる300万ユーロ弱(約3億4000万円)とされている。

 アウクスブルクが高額を用意して獲得に乗り出している浅野だが、同クラブにとっては“ネームバリューがあり、財力でもはるかに上をいく”アーセナルの参戦だけでなく、同選手のリオデジャネイロ・オリンピック参加によるチーム合流の遅れも移籍実現のネックになっていると分析されている。

 同誌によると、シュトゥットガルトも以前から浅野をマークしているという。来シーズンは2部での戦いとなるが、名門クラブの1つだ。だが「浅野にとっては、プレミアリーグのトップクラブからのオファーの方がはるかに魅力的だろう」と記されている。日本代表MF香川真司(ドルトムント、前マンチェスター・U)やFW岡崎慎司(レスター)のイングランド移籍によって、日本人選手のプレミアリーグ志向をドイツ人も理解しており、ブンデスリーガのクラブは劣勢であるとの見方を示した。

 浅野の獲得は困難と見られるアウクスブルクだが、『キッカー』は同選手が同クラブのユニフォームに袖を通す“ウルトラC”のプランを紹介。「今はザンクト・パウリでプレーする宮市亮のパターンも考えられる。ひょっとすれば、アウクスブルクは浅野をレンタル移籍で獲得できるのではないか」と、宮市をモデルケースとして持ち出している。同選手は18歳でアーセナルと契約を結んだ後、フェイエノールトやボルトン、ウィガン、トゥウェンテへのレンタル移籍で武者修行を積んだ。

 6月29日に行われた「キリンチャレンジカップ 2016」U-23南アフリカ代表戦後、アーセナルからのオファーに「ちょっとびっくりしている」としながらも、「どこへ行ってもできる自信は持っている」と話した浅野。リオデジャネイロ・オリンピックに臨む日本代表メンバーに選出された同選手の動向に注目が集まる。


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