ミュラー(13番)のゴールなどでドイツがハンガリーを下した [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
国際親善試合が4日に行われ、ドイツ代表とハンガリー代表が対戦した。
5月29日に行われた親善試合のスロヴァキア代表戦では主力を欠いたとはいえ、1-3とまさかの完敗を喫したドイツ。この日はMFメスト・エジル(アーセナル)、MFトニ・クロース(レアル・マドリード)、FWトーマス・ミュラー(バイエルン)らを起用した。一方のハンガリーは、ユーロで最年長出場記録の更新に期待がかかる40歳のGKガボール・キラーイ(ソンバトヘイ・ハラダーシュ)がスタメン出場。互いにユーロ開幕前最後の試合に臨んだ。
先制したのはドイツ。39分、エジルからパスを受けたエリア内左のユリアン・ドラクスラーがオーバーラップしたヨナス・ヘクターにスルーパス。これを受けたヘクターがグラウンダーで折り返すと、DFの足に当たったボールがゴール左に吸い込まれ、オウンゴールとなった。
1-0のまま後半に入ると、63分にドイツが追加点を奪う。右サイドからのアーリークロスにファーサイドのマリオ・ゴメスがヘディングで合わせ、GKが弾いたところをミュラーが押し込んだ。
その後は得点が生まれず試合は2-0で終了。ドイツがユーロ開幕前最後の親善試合で勝利を収めている。
10日に開幕を迎えるユーロで、ドイツはグループBに所属。12日にウクライナ代表、16日にポーランド代表、21日に北アイルランド代表と対戦する。ハンガリーはグループFに所属し、14日にオーストリア代表、18日にアイスランド代表、22日にポルトガル代表と対戦する。
【スコア】
ドイツ代表 2-0 ハンガリー代表
【得点者】
1-0 39分 OG(アダム・ラング)(ドイツ)
2-0 63分 トーマス・ミュラー(ドイツ)