プレーオフ・ファーストレグに出場したフランクフルトDFマルコ・ルス [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは23日、ドイツ人DFマルコ・ルスが腫瘍除去の手術を受けて無事成功したと発表した。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に報じた。
フランクフルトは同日、ブンデスリーガ昇降格プレーオフ・セカンドレグでニュルンベルクを1-0(2戦合計2-1)で下し、1部残留を決めた。試合後、ニコ・コヴァチ監督はルスが手術を受けていたことを明かし、「元気だ、というショートメッセージを送ってくれたよ」と話した。その後、クラブも手術が無事成功したことを発表している。
マルコ・ルス・手術成功のお知らせ》
本日、マルコ・ルスの腫瘍の除去手術が行われ、手術は無事成功しました。彼の早期回復を心から願っています。
Gute Besserung #Russ !#SGE #Eintracht pic.twitter.com/bOzNOpWa4G— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) May 23, 2016
ルスは4月30日のダルムシュタット戦で受けたドーピング検査の結果、ホルモン値が高く、さらに検査を受けた結果、腫瘍が見つかったとプレーオフ・ファーストレグの前日に発表されていた。しかし試合にはキャプテンマークをつけて出場。だが、オウンゴールの不運に見舞われた上、イエローカードを1枚受けたために、セカンドレグでは累積警告により出場停止となっていた。
ルスからは朗報が届いた一方で、ドイツ人MFマルク・シュテンデラについてはまだ診断結果は出されていない。同選手はセカンドレグの開始8分にひざを負傷。メキシコ代表MFマルコ・ファビアンとの交代を余儀なくされていた。